本格派インプロビゼーションギタリスト
なんやで土曜日・日曜日の2日間、ニューヨーク在住のインプロギタリスト中村哲也さんのライブがあった。
土曜の夕方に中村さんとサポートベースの三谷さんがギターを抱えてナンヤに向かって歩いている時、私はなんやから家に向かってギターを背負って自転車で走っていた。
中村さんとは知らずにすれ違った時に私は「なんだか雰囲気のある人だな~」と思いながら視線を向けると、あちらは目で会釈をした。私も少し頭を下げた。
知り合いだっけ?
いや、知らない。きっとギターを持ってる者同志の挨拶だろうな。
夜なんやに行ってみるとライブをしているのはさっき会った人だった。
「先程、道で会いましたね」って話から「明日も演るからギターを持って来て一緒にやろう」って話に飛躍して、図々しくも日曜日ついに飛び入り参加した。
中村さんの出す音は、美しく繊細で、ノイジーで豪快。
ただのノイズではなくメロディーがありヒーリング的でもあるし攻撃的でもある。
ニューヨークのインプロは多角的芸術音楽だ。
私はと言えば、即座に反応できなくて探っているうちに次の展開になってしまう。
人の音に合すだけではインプロじゃないかも!と思い直して好き勝手にやってみると、これがまた、折角一緒にやっているのに独りよがりでつまらないし、ただのメチャクチャになってしまう。
いろいろと試行錯誤のセッションだった。
中村さんに「アバンギャルドにやってね」と言われたけど、どうだったのカシラ?
いい経験させてもらいました~
中村さん、三谷さん、付き合ってくださり、ありがとうございました。
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